位置を示すセンタートンボ、製版線と仕上がり線を示す角トンボなどがある。プロセス印刷など多色刷りの際、版の刷り合わせを正確にするための印。

位置を示すセンタートンボ、製版線と仕上がり線を示す角トンボなどがある。プロセス印刷など多色刷りの際、版の刷り合わせを正確にするための印。

校正刷りに青インキで書き込んだ訂正記号や文字。
同一の校正紙を二人で校正する場合に赤・青二色を使用したり、文字訂正に赤を使い図版・見出し位置指定に青を使うということもある。

一般的には設計図としての解釈が主であるが、印刷の社会ではコピーや校正紙を意味する。

校正刷に入れる赤の訂正文字や訂正記号。再校や他者校正で別の色で訂正しても全てを赤字と称す。
朱字。

一行中に隣り合った活字と活字の間隔。使用活字の大きさまたは幅の倍数か分数で示す。
2倍空き・全角空き・2分空きなど。

字間に一定のスペースを空けて組む組版の様式のことで活字組版としては4分空き・3分空き・2分空きなどがある。

組付けで各ページの上部を向き合せること。
左開きの本に使用。
対:罫下(けした)合わせ。

括弧・カギなどの字づらを隣の行頭の字づらにそろえて頭着きにするために使う全角に満たない2分・3分.・4分などの記号活字。

写真・色刷り部分の枠を印刷される罫や見当線と同じように版下台紙に極細で描くこと。
製版工程上の位置目安として使われ、印刷されない。印刷しないということを明確にするために版下にあたり罫と指示を入れる。

点の大小によって原稿の濃淡を再現する。
網スクリーン・コンタクトスクリーンまたは網分解スキャナーを通して印刷物上に構成される。

物理学的には分光分布によって表されるが一般的には色相・明度・彩度の3属性で表される。
光は、三原色と呼ばれ、赤と青と緑(Red、Blue、Green=RGB)を掛け合わせる事によって沢山の色を表現するが、印刷の場合は、4色ありそれぞれ青(藍)(水色に近い色=Cyan)、赤(ピンクの濃い色=Magenta)、黄(Yellow)、黒(墨)(black)で校正されている。CMYK。緑色を出すには青と黄を混ぜればよく、プロの指定紙では、C100Y100などと指定されてくる。

指定された色見本に合わせ印刷物の色を比べ、異なっていればインキの色や刷り方で調整して色を同じにする。最近ではコンピューター制御されることが多くなっている。

カラー原稿を色分解する時に印刷インキの欠点の補正・希望色再現のため部分的に色の濁りや鮮やかさを修正すること。スキャナーでの色修正は版毎にできる。

多色版を製版する際,各色版に分けたネガチブを撮影する。3色版の原理により,レンズまたは光源にフィルターをかけてパンクロ感光材料で各色版に必要な枚数のネガチブを作る。

多色版を製版する際,各色版に分けたネガチブを撮影する。3色版の原理により,レンズまたは光源にフィルターをかけてパンクロ感光材料で各色版に必要な枚数のネガチブを作る。

多色版を製版する際,各色版に分けたネガチブを撮影する。3色版の原理により,レンズまたは光源にフィルターをかけてパンクロ感光材料で各色版に必要な枚数のネガチブを作る。

版から直接紙に印刷するのではなく、印刷版からインク画像をゴム面に写してそこにインクをのせ、紙に印刷する方法。

文字原稿・図版・写真原稿など指定・レイアウトが完全な状態で即印刷できる状態。またトンボ付の台紙に写植文字が貼りこまれ写真位置があたり罫などで指示さた正確な原稿。

写植文字の大きさの単位。1級は1/4mmで1/4を示すQuarterからQという単位表記を用いる。写植機の発明家石井茂吉が定めた。

活字組版を写真製版など他の版式に変換するための版下として原版から紙などに鮮明に刷ること。活字組版からオフセット印刷やグラビア印刷の版下をつくる。

活版作業。最近では写植やDTPなども組版と呼ばれる。

組付けで各ページの下部を向き合せること。
右開きの本に使用。
対:頭合わせ

校了になった組版原稿や版下を製版または印刷へまわすこと。現在では、版下を使う事はあまりないが、データ下版などといって、データを製版または印刷にまわす際に用いられている。

本来、手書きやタイプライタでの原稿やパソコン使用のデータ原稿、印刷物をそのまま使用する場合の文字だけの原稿を指す。広い意味では印刷物に使われる全ての図(絵画、イラスト、地図、設計図、写真など)の原稿も含まれる。

文字原稿の手書き用の紙。和文では淡い罫でマスが配置されたもの、20字×20字=400字詰めが標準。原稿枚数、原稿料計算の基準となる。こだわる著名人の中には個人用に紙を指定したり名前を刷込んだりする人も。

校はくらべるという意味で校正は合わせて誤りを正すこと。JISで定められた校正記号を使う。誤植を正すだけではなく、原稿やレイアウトの指定にそって編集らの意図を具体化するよう修正を入れること。文字校正、台紙校正、印刷作業においては色校正なども重要。色校正は色の調子をみたり版ずれ、版キズがないかなどチエックする。
編集者もしくは著者が校正を全て終えたものを校了といい、若干の赤字が残っているものを責了(責任校了)という。

印刷前の試し刷。活字組版や写植組版ではゲラ刷りと呼ばれ、オフセット印刷やグラビア印刷の段階では色校と呼ばれる。

文字校や色校を何度か繰り返し、校正が終了した状態。

初校訂正後の校正作業。

訂正なしで再び印刷する場合第2刷、第3刷という。これに対し初校版の一部を替えて印刷する場合には、再版、3版。

初校版の一部を替えて印刷する場合には、再版、3版。これに対し訂正なしで再び印刷する場合第2刷、第3刷という。

著者、編集者などが直接印刷所へ出向いて校正すること。

最初の校正または校正刷り。

プロセスカラーのCMYKでは表現するのが困難な特別色を使うこと。特色インキを用いる場合特色版という。金・銀・蛍光色など。特色をカラーチップで指定することもある。

念を入れて製本された最良のものをあらかじめ定めた部数だけ注文主に納めること。また、国立国会図書館法では文化財の蓄積およびその利用に資するため出版物の発効日から30日以内に国会図書館に寄贈または納本しなければならないとされている。

版面にページを付け合せること。

丁合いの際取り落としにより、一部の折り丁が不足したまま製本されること。

丁合いの際、折り丁の順番が入れ替わってしまいページの順序が乱れてしまうこと。

 

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