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印刷会社に本の制作を依頼する方法は、実はもっとも手軽で身近なものかもしれません。町を探索してみてください。結構、小さな印刷会社ってたくさんあります。特に地方の場合、大手版元や新聞社は遠い場所にしかない、ということになると、印刷会社はたいてい近くにあるので便利なものです。

印刷会社に頼むときのメリット、デメリットをあげますと、まず、メリットは「安い」ということに尽きます。私も何冊か自費出版してみたことがありますが、コスト面を重視した結果でした。一方デメリットですが、やはり出版社というブランドがない。自分の本に例えば、「○○書店」「○○社」のような大手ブランドのロゴマークがついて、ISBNコードが付くのと付かないのでは、ちょっと重みが違うかもしれません。また、編集やデザインも出版社に比べると劣るかもしれません(もっとも最近では編集もやってくれる印刷会社は多くなってますが…)。

私はとにかく、印刷会社に頼みました。理由は安かったから。何冊か作った「自分の本」には、それぞれ目的があって書籍としてまとめたのですが、その際出版社に頼む場合のメリットに必要性を感じなかったからです。はじめて出した本は、祖父の遺稿でした。編集は自分たちで行い、そのかわりかなり装丁にこだわって丸背の上製本にしました。目的は、祖父の一周忌に集まった弔問客に配るためでした。100部作って50万円くらいだったと思います。書店に流通させる必要はありませんでしたが、豪華な本を作りたかったのです。印刷会社さんとは、装丁の細かなことを沢山打ち合わせました。

後悔しないためには、その「自分の本」の目的をしっかり持つことが大事だと思います。

 

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