口上
はじめまして、当サイトを運営いたします高田良一と申します。
1999年にはじめて、祖父の自分史のような文章を本という形にまとめて(もちろん自費出版)から、本を読むばかりでなく、作る事に夢中になってしまいました。その後、作った本は、写真集2冊、小説、句集、文集といずれも近しい人から相談されて、自費出版のお手伝い(ボランティア=趣味)しました。
同時に自費出版というよりは、少部数出版の醍醐味も知りました。
コミケに本格参戦はした事はないですが、あれの面白さわかります。
大手出版社で、電子ブックやオンデマンド出版などの経験をつみ、考えた事は、
一口に自費出版、少部数出版といっても、人それぞれに表現方法が違います。では、この自費出版は価値があり、この自費出版には価値がないなどといえるでしょうか?
そもそも、細分化された嗜好性のなかで、出版物そのものの価値とは、なんだろうと考えます。
印刷物として【紙媒体】に何かを残すという事はレベルに関係なく価値があります。有名作家や話題のものしか出版できない大手出版社のビジネスモデルに対して、自費出版という自由な出版方法は、文化のアーカイブとして有効です。
いやいや、印刷物ばかりではありません。大は、映画もテレビ番組もCDも、小は手紙も日記も模型も…。
何かの形に残すという事は、とても価値があると思います。
個人レベルのミニコンテンツをいかにメジャーコンテンツに持ち上げるか、その事ばかりを考えて、
何はともあれ誰でも自費出版すべきだろうと思います。
書物の価値は現在ばかりでなく、後世にとってもあるのです。
自費出版しようかどうか悩んでいる人や自費出版ってそもそもどうするの?と考えている人は、ぜひご覧下さい。
2006年3月
はじめての自費出版 運営者
高田良一
hello@1pun.net
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